丁張 (ちょうはり)
土木工事で、掘削や盛土の位置・高さ・勾配を現地に示す仮設物のこと。建築の遣り方にあたるものだが、勾配を示す点が大きく違う。
別の呼び方: 丁張り、丁張架け
何を示すか
道路や造成の現場では、掘る深さも盛る高さも場所ごとに変わります。丁張は、その地点で「どこまで掘るか」「どこまで盛るか」を、板と杭で目に見える形にします。
建築の遣り方との違い
遣り方が建物1棟の位置と高さを示す一度きりの基準であるのに対し、丁張は線状・面状に連続して設置します。法面の勾配を示す法丁張のように、傾きそのものを表現するのが特徴です。
施工との関係
オペレーターは丁張を見て重機を動かします。丁張が違えば、そのとおりに違う形ができます。出来形が合わない原因の多くは、施工ではなく丁張にあります。
誰が架けるか
現場代理人や丁張を専門にする会社が架けます。起工測量から一貫して任せられる会社に頼むと、基準の受け渡しでの取り違えが減ります。